オンラインクレーンゲームとは?
オンラインクレーンゲームとは、通称「オンクレ」と呼ばれ、スマホアプリやウェブブラウザ上で、クレーンゲーム(クレゲ・ufoキャッチャー)筐体に設置されたカメラ映像を見ながら遠隔操作して景品を獲得したりする事ができるクレーンゲームアプリです。実際に獲得した景品は指定した住所に配送してもらえるのも特徴です。
オンラインクレーンゲームは以前からサービス自体はありましたが、昨今のゲームセンター自体の減少や外出自粛と言われる中でゲームセンターに行く機会が減少し、いつでもどこでもスマホひとつで気軽にクレーンゲームが遊べるとして人気が上昇しました。
こがね自身も普段からオンクレをやっていて、オンラインクレーンゲームの仕組みから歴史や背景など気になった事を色々と調べたのでご紹介します。
*2023年10月13日更新
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目次
- オンラインクレーンゲームとは?
- オンラインクレーンゲームの仕組み
- クレーンゲームの歴史
- オンラインクレーンゲームの歴史
- オンラインクレーンゲームと風営法
- クレーンゲームの景品について
- オンラインクレーンゲームの安全性
- オンラインクレーンゲーム一覧
- 海外のオンラインクレーンゲーム事情
- オンラインクレーンゲームのQ&A
オンラインクレーンゲームの仕組み
オンラインクレーンゲームの仕組みは、広大な施設などに実際のゲームセンターと同じクレーンゲーム筐体が大量に設置されており、インターネットから遠隔操作できるよう専用カメラを取り付けてシステムが稼働しています。
現場では景品や筐体の管理や景品発送のため24時間スタッフが常駐しており、ユーザーのリクエストで景品の置き直しや景品補充など随時しています。メールやチャットで問い合わせできるオンクレもあり、いつでも対応できるような体制が整っています。
ユーザーのプレイ状況も常時監視していて、アシストするタイミングなどもモニタリングされていると思います。また筐体・アームやカメラなどに故障・障害が発生したりする場合もあるので常に管理している必要があります。
オンラインクレーンゲームの管理業務スタッフなどはアルバイト募集もされているので興味がある方は応募してみては如何でしょうか。
クレーンゲームの歴史
そもそもゲームセンターにある「クレーンゲーム」の歴史ですが、1965年にタイトーから日本初となるクレーンゲーム「クラウン602」が開発・発売。同年にサミーの前身である株式会社さとみもクレーンゲーム市場に参入。1960年代にはセガなど複数のメーカーが参入した。景品は主にカプセルに入れられたお菓子で景品=プライズなので「プライズゲーム」とも表現される。
1980年代後半、家庭用テレビゲームの人気や風営法の改定などによりアーケードゲームが衰退気味になり業界がクレーンゲームに着目。セガは新たにクレーンゲームの開発に着手して1985年に「UFOキャッチャー」の初代が登場(UFOキャッチャーとはセガの商標である)。当時の景品上限価格は200円だったため、クレーンゲーム専用に用意できる景品が少なく、カプセルトイ等が景品になっていたが当時はあまり人気が出なかった。
その後、ぬいぐるみが景品に登場したのは当時セガの重役が海外出張の際、検品漏れの物が露店にて格安で売られているのに目を付け、大量に買い付けてきて直営店に卸したのが始まりと言われる。景品の値段が安ければ風営法に抵触しない事もあって現在の様なクレーンゲームになった。
1990年代には、人気アニメのキャラクターなどのクレーンゲーム専用の景品が数々投入され大ヒットした。景品の上限価格も800円に上昇し、一般的な景品以外にもフィギュアや食品、雑貨などが登場して景品が多様化した。
2000年代以降、スマートフォンやパソコンからオンラインで遠隔操作できるオンラインクレーンゲームが登場。
なお、1店舗当たりのクレーンゲーム設置台数の世界一として、2012年に「エブリディ行田店(埼玉県行田市)」が約350台でギネス世界記録に認定、2020年に「タイトーステーション府中くるる店(東京都)」が454台でギネス記録を更新、2021年に「セガ 新宿歌舞伎町店(東京都)」が477台としてギネス記録を更新した。
オンラインクレーンゲームの歴史
オンラインクレーンゲームは、2012年5月にサイバーステップ社の「トレバ」がサービス開始。2013年に「ネッチ」、2014年12月に「どこでもキャッチャー」、2015年に「クラウドキャッチャー」がサービス開始。
近年はタイトー、セガ、カプコン、ナムコなどの大手アミューズメントメーカーの参入により現在では20社以上がオンラインクレーンゲーム市場に参入している。2019年度の日本国内のオンラインクレーンゲームの市場規模は120億円で、海外市場も含めると200億円の市場規模と言われている。
日本オンラインクレーンゲーム事業者協会(JOCA)
オンラインクレーンゲーム業界にはまだガイドラインや法整備がまだ追いついていないグレーゾーンな部分もある現状、2021年3月22日には一般社団法人「日本オンラインクレーンゲーム事業者協会(JOCA)」を発足。現在ガイドラインは関係省庁と調整中で多くのオンラインクレーンゲーム運営会社が参加している。
JOCAに加盟しているオンクレ(2022年9月時点)
- セガUFOキャッチャーオンライン
- ナムコオンラインクレーン(ナムクレ/とるモ)
- モーリーオンライン
- カプコンネットキャッチャー カプとれ
- GiGO ONLINE CRANE
- ぷらこれ
- タイトーオンラインクレーン
- クレーンゲームマスター クレマス
- クラウドキャッチャー
- LUCK☆ROCK(ラックロック)
- クレーンゲーム東京
- クレーンゲームパラダイス
- やったれ!キャッチャー
- アイキャッチオンライン -iCatch ONLINE
- GetLive! ゲットライブ
- モバクレ
- ぽちくれ
- クレーンゲーム鑑定団
- クレーンゲーム+(プラス)
- ネットキャッチャー ネッチ
- どこでもキャッチャー
- フェスクレ
- クレーンゲーム トレバ
- Giftole
- DMMオンクレ
オンラインクレーンゲームと風営法
実際のゲームセンターでは風営法(風俗第五号営業)により営業時間に制限があったり(24時間営業は不可)、時間帯の年齢による入場制限(未成年は夜18時まで等)、その他にも都道府県の条例による規制も存在する。
オンラインクレーンゲームは登場当初から多くのサービスが24時間営業をしていてグレーゾーンだったが、経済産業省が産業競争力強化法「グレーゾーン解消制度」の活用により、オンラインクレーンゲームは実店舗内において客に遊技をさせることが想定されないことから、風営法第2条第1項第5号に規定する営業に該当しないと判断。そのため現在も風営法による規制を受けずにインターネットの特性を生かして営業をすることが可能になっている。
クレーンゲームの景品について
クレーンゲーム(プライズゲーム)が設置されている実店舗のゲームセンターでは、日本アミューズメントマシン工業協会(JAMMA)、全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)が独自に定めたガイドラインに従って、景品1個あたり市販価額の上限を800円に定め、景品の種類にも様々な規制を設けている。
そのため、実際のゲームセンターにあるクレーンゲームでは、予め景品の内容を提示が必要で実際に景品をゲットするまでわからないような台や、景品の上限価格が800円を超えている景品はガイドライン違反となる。実売価格が数万円もするゲーム機を仮に800円で仕入れたとしても景品としてはNG。景品がクジや引換券を獲得しそれを実際の景品と交換するのも景品の二次交換として禁止している。
また、クレーンゲームの中には景品を直接キャッチするのではなく、疑似箱やくじ・カプセルなどをキャッチして、景品と交換するタイプのクレーンゲームもありますが、本来は風営法違反という解釈が多いようです。
オンクレの高額景品って違法?
オンラインクレーンゲームは、「グレーゾーン解消制度」で風営法の適用外という解釈により、オンラインクレーンゲームを運営する企業によっては風営法・ガイドラインで定められている景品の上限800円を大きく超えたswitchやPS5といった人気ゲーム機などを提供している。ただし今後、景品表示法の影響やサービス展開する国・都市によっては賭博とみなされる可能性もある。
フリマアプリなどに景品が出品されてるのは違法?
ユーザー自身が実際にクレーンゲームをプレイして獲得した景品を中古ショップやフリマアプリ、ネットオークションなどで取引すること自体は問題ありません。プライズ(アミューズメント景品用)として直接仕入れた景品をそのままフリマアプリ等に出品して販売するのは当然転売行為になります。
オンラインクレーンゲームの安全性
オンラインクレーンゲームをプレイする上で、電話番号認証や獲得した景品を発送する際の住所など個人情報を提示する必要がありますので、安心・安全なのか?というのも気になります。全サービス確認しましたが、現在運営されているオンラインクレーンゲームには必ず「プライバシーポリシー」「利用規約」「特定商取引法に基づく表記」の記載があり、個人情報の取り扱いについては利用目的・利用範囲の記載があったので問題ないと思います。
また前記紹介した「日本オンラインクレーンゲーム事業者協会(JOCA)」に加盟しているかどうかも安全性の判断材料のひとつとして確認することをオススメします。
オンラインクレーンゲーム一覧
オンラインクレーンゲームサービス開始の時系列で紹介します。
- 2012年5月 トレバ(サイバーステップ)
- 2012年9月 ネットキャッチャー ネッチ(ネッチ)
- 2014年12月 どこでもキャッチャー(クレバ→DC7)
- 2015年10月 クラウドキャッチャー(アンテポスト)
- 2016年1月 ぽちくれ(SDエンターテイメント)
- 2016年5月 ゲットライブ(ピーナッツ・クラブ)
- 2016年7月 モバクレ(ファイブ→ピーナッツ・クラブ)
- 2016年7月 クレーンゲーム鑑定団NEO(神成)
- 2016年11月 ぷれこれ(ぷらこれ・GROOVE)
- 2017年1月 ネットキャッチャー みん5(大日商事)※サービス終了
- 2017年2月 とったりーな(ファンクエスト→CUE)
- 2017年3月 トレゾー(山崎屋・やまやビジネスパートナー)※サービス終了
- 2017年7月 やったれ!キャッチャー(thankslab)
- 2017年11月 タイトーオンラインクレーン(タイトー)
- 2017年12月 GiGO ONLINE CRANE(旧:GOTON!)(セガ→GENDA)
- 2018年3月 モーリーオンライン(イオンファンタジー)
- 2018年3月 アイキャッチオンライン(ピーナッツ・クラブ)
- 2018年4月 ナムコオンラインクレーン(旧:とるモ)(バンダイナムコ)
- 2018年5月 クレーンゲームマスター(クレーンゲームジャパン)
- 2018年9月 #とれたね(SDエンターテイメント)※サービス統合
- 2018年11月 クレーンゲーム(Lotogram)※サービス終了
- 2018年11月 カプコンネットキャッチャー カプとれ(カプコン)
- 2018年12月 LUCK☆ROCK(CREATE LAB)
- 2018年12月 くれとる(eStream)※サービス終了
- 2019年8月 LIFTる。(ミダスエンターテイメント→GENDA)
- 2019年8月 クレーンゲーム トーキョー(コムシード・GRIP)
- 2020年8月 オープンワウ(CHENDU MOLIBAIJU TECHNOLOGY)※サービス終了
- 2020年12月 Giftole(カルチュア・エンタテインメント)※サービス終了<
- 2020年12月 トルもんランド(東洋レコーディング)※サービス終了
- 2021年3月 ふるさとキャッチャー(メトロ)※サービス終了
- 2021年3月 TokyoCatch(ムーブファスト)
- 2021年4月 クレッチャ(ラウンドワン)※サービス終了
- 2021年7月 GETCH(ゲッチ)※サービス休止
- 2021年8月 クレパラ(クレーンゲームパラダイス)
- 2021年9月 GACHI(ガチ)※サービス終了
- 2021年12月 クレーンゲーム+(クレプラ)
- 2022年3月 オタクレ
- 2022年3月 KLLSOnline ※サービス終了
- 2022年3月 フェスクレ ※サービス終了
- 2022年4月 セガUFOキャッチャーオンライン
- 2022年4月 DMMオンクレ
- 2023年1月 LINEポケクレ ※サービス終了
- 2023年3月 アラクレ
- 2023年4月 コナプラ
- 2023年7月 キャッチ
代表的なオンラインクレーンゲーム
代表的なオンラインクレーンゲームとして、大手アミューズメントメーカーで安心感もあるタイトーの「タイクレ」、景品数No1を誇る「LIFTる」、元祖オンクレの「トレバ」などがあります。
海外のオンラインクレーンゲーム事情
海外の友人何名かに聞きましたが、海外でオンラインクレーンゲームというのはあまり馴染みが無いため一般的ではないが、「トレバ」「クレマス」「ギゴクレ」「TokyoCatch」などは海外発送もしているため、日本のクオリティが高いプライズ品が欲しい海外ユーザーも利用者が増えています。
代表的なオンラインクレーンゲームとして景品数No1を誇る「LIFTる」、大手アミューズメントメーカーで安心感もあるタイトーの「タイクレ」、セガの「GOTON!」などがあります。
オンラインクレーンゲームのQ&A
Q. オンラインクレーンゲームの仕組みとは?
A.オンラインクレーンゲームの仕組みは、広大な施設などに実際のゲームセンターと同じクレーンゲーム筐体が大量に設置されており、インターネットから遠隔操作できるよう専用カメラを取り付けてシステムが稼働しています。